【大学受験】常にベストパフォーマンスで受験勉強をするコツ
大学受験を控えている娘や息子さんがいる先輩が増えてきたこともあり、「どうやったら東大に合格するのか?」「どうやって東大に合格したのか?」を聞かれる機会が最近爆増しました。
なので、いちいち口頭で説明するのがめんどくさい口頭よりも文章の方がおそらくよく伝わるんじゃないかと思ったので、「このブログ良いこと書いてるので読んでおいてくださいね〜」って伝えられるようにしようと筆を執ってみました。(折角書くので公開します。)
筆者の簡単なプロフィール
まず、受験に関係しそうな自分自身の経歴を書いておきます。
- 2010年 東京大学 理科1類 現役合格
- 出身校は超進学校というよりは中堅的な感じ(約270人中1~3人が東大合格)
- 高校2年1月の駿台模試で総合偏差値41を記録(有名大学は当然軒並みE判定)
- 家で勉強なんてしたことなかったが、ヤバすぎると感じて勉強始める
- 「どこかしらに合格できる実力を身につける」ということで志望校は未定
- 学費が安いので国立狙いたい気持ちと、私大のセンター試験合格でとりあえず安心したい、という気持ちでまずはセンター試験対策しかしなかった
- センター試験の点数が凄く良かったので、急に東大を目指したくなる
- 合格確率の低そうな東大に出願するので学費について母に相談するも「この機会を逃したら東大で試験受ける機会なんて一生ないかもだから、学費のことは考えなくていいよ」と言われ決意(幸い合格しました)
だいたいこんな感じの人です。
ちなみに、偏差値41だと駿台模試はほぼ全問解けないし、解答を読んでもほぼ理解できないくらいのレベルです。
余談ですが、大学時代に家庭教師で計6人教えて全員東大合格しているので、ある程度信憑性は高いのではと思います。
常にベストパフォーマンスで勉強することが何より重要
受験に合格するためには、周囲より勉強時間を確保することよりも、勉強中のパフォーマンスを上げて効率よく勉強することの方が重要です。
勉強時間の重要度が高い場合、圧倒的に時間を持っている浪人生に現役生はとても太刀打ちできないはずです。
それでも毎年現役生から合格は出てるし、めっちゃ勉強してる浪人生でも残念ながら落ちます。
もちろん地頭の良さや、そもそも幼少時からの積み上げなど、色んな要素も他に絡んでくるので上記の事実だけで勉強時間が重要じゃない、という結論にはたどり着きません。
それでも、偏差値40台から逆転合格した自分の経験と、家庭教師の生徒が東大合格していったのを見ると直感的にそう思わざるを得ないというのが自分の意見です。
じゃあ、ベストパフォーマンスを出すために何が必要なのか?
答えは、体調とメンタルです。
メンタル維持のコツは、焦らないこと
まずはメンタルについてです。
受験勉強を後から振り返って感じたことですが、焦らないことが受験勉強のコツです。
焦らないためには、常に過去の自分と現在の自分を比較できるようにして、確実に成長している事実に注目して安心することです。
別の記事で紹介しますが、「たくさんの参考書に手を出す」のではなく「一冊の参考書を何周もする」という勉強方法がオススメです。
一冊を何周もすること自体が、受験攻略上アドバンテージのある勉強方法ですが、メンタル的にも安定しやすくなります。
参考書1周にかかる時間は短くなっていくし、記憶も定着して確実に解答できるようになっていく自分を自覚できるので、不用意に周囲と自分を比べて焦らなくなります。
もう一つ、脳は同じ刺激しか受けていないと段々と反応が鈍くなります。
ちゃんと適度に遊んだり息抜きしましょう。
とはいえ、ある程度勉強を自分自身に強制することも重要なのです。
妥協点として、イライラしたり気分が重かったり、ストレスを自覚してきたくらいのタイミングで息抜きすると良いです。
(勉強始める前に気分が乗らないのは、強引に勉強始めちゃった方が良いです。やり始めたら惰性で勉強できるので。)
思い切って一日勉強しない、とかも全然アリです。
例えば、一週間くらい勉強しかしない日々を過ごした後、一度遊んだりして別の刺激を脳に与えてから戻ると、格段に翌日以降の勉強効率が変わった実感が得られます。
とにかく、受験勉強中は常にベストパフォーマンスを維持しましょう。
体調維持のコツは、「ちゃんと寝てちゃんと食べてちゃんと外出する」
次に体調についてです。
(といいつつ、メンタルにも影響してくるものばかりですが...)
変に焦って睡眠削ったり食事を抜いて勉強時間の確保に走るのはやめましょう。
ちゃんと寝てちゃんと食べてください。
(家庭教師をしていても中々これができない生徒が多かった印象です。)
繰り返しになりますが、勉強時間そのものは重要ではありません。
また、学校と家が近い人は朝と夕方にちゃんと日光を浴びれるように散歩を兼ねて大回りで登下校すると良いです。
ググれば出てきますが、適度な日光浴は脳のパフォーマンスを向上させます。
まとめ
まとめると、「ちゃんと寝てちゃんと食べて、適度に息抜きしながら焦らず勉強する」という超当たり前のことが大事です。
凄く当たり前なのですが、家庭教師をしていた生徒は焦りと不安からこの当たり前のことができていなかった人も多かったです。
家庭教師をしていた時も、勉強そのものを教えてる時間と、カウンセリングみたいな時間は案外半々だったと思います。
でも、それくらいメンタルは重要で、受験勉強中のパフォーマンスを向上させることは重要です。
なぜ焦るのか?それは、周りの実力と自分の実力を比べたりするからです。
なぜ不安なのか?それは、ちゃんと合格に近づいているのか分からないからです。
今すぐに、自分と周りを比べて焦るのはやめましょう。
模試の偏差値のような相対評価ではなく、過去の自分と現在の自分を比較してちゃんと成長しているのか?の絶対評価に目を向けましょう。
これだけで、勉強効率が爆上がりします。
それではまた~。
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