ラーメン、それは人類が到達した光

日々の気づきと思ったことをそのまま書き連ねるブログ

【マジック完全初心者が1か月でミシック到達】MTGアリーナ上達のコツを初心者なりにまとめてみた

突然ですが、筆者は今MTGアリーナというPCゲームにドハマりしています。
マジック・ザ・ギャザリングというカードゲームをオンラインで遊べて、TCGの元祖というだけあってプレイが奥深く面白いです。

もっとMTGアリーナのプレイ人口が増えたら嬉しいなぁ...
ということで、今日はMTGアリーナのランクマッチで勝てるようになるためのポイントを個人的にまとめてみたいと思います!!
※筆者はまだ、マジック・ザ・ギャザリングを初めて2か月に満たない初心者なので間違い等あるかもしれません。

やっぱり勝てないと面白くないから勝てるようになりたい!!
一度で良いからミシック行ってみたい!という方の助けになれば幸いです。
(なお、ミシック到達後はまるで勝てなくてくじけそうです)

 ちなみに、デイリー15勝報酬を短時間で回収するデッキも考えてみました。
こちらもぜひ参考にしてみてください。

とりあえず、先に結論

この記事に記載する内容の総括はざっくり以下の5点です。
細かい解説は後述するので、特定の項目だけ気になる方は以下の目次からジャンプできます。

1. できるだけTwitchで配信しながらやる。
MTGプレイヤーの方々がチャットで優しく教えてくれます。

2. ワイルドカードはカード資産が貯まってから、足りないパーツに使う。
思った以上にワイルドカードは足りないです。
ミシックレベルのデッキ完成が遠のきます。

3. ドラフトは、プレイングがある程度安定してから挑む。
ドラフト戦は思ってる以上に実力差がモロに出ます。
最初のうちはゴールドやジェムはパック開封に使う方が良さそうです。

4. 使うデッキは基本的にコロコロ変えず、細かくチューニングする。
デッキの特色を踏まえた判断軸ができる前に、デッキを変えてしまうと上手になるのが遅れてしまいます。
オススメは緑・白の1色 or 緑・白・赤のどれかの2色デッキ。

5. ランク戦は、最初はBO1。カード資産が増えてきたらBO3に。
個人的に効率が良いと思う挑み方。オススメはプラチナ or ダイヤでBO1で停滞し始めたくらいから徐々にBO3

まず、実際どんくらいでミシック到達できたのか(実績)

とりあえず、実績を示さないと説得力がないと思うので、簡単に書き留めると以下のような感じです。
※MTGアリーナのランクマッチの最高ランクがミシックです。
※プレイングミス = 自分のしたい動きをミスでできないこと

9/6 MTGアリーナを初プレイ
マジックのルールが分からず、初日でチュートリをクリアしきれないレベル。

9/13 お祝い課金
ここで、初心者パック的なモノに課金。

9/17 ゼンディカーの夜明けパックリリース(MTGアリーナ内で)
新パックリリース&スタンダード環境のローテーションにより、一部カードが使えなくなる。
ただ、始めたばかりの自分はほぼ影響を受けなかった。

9/20 9月シーズンでミシックランク到達達成
プレイングミスはかなり減ったが、環境理解はイマイチ。
(ただし、対戦相手もまだ環境模索中の人が多かった印象)

10/29 10月シーズンでミシックランク到達達成
それなりに環境理解も進み、プレイングミスはなくなり読み合いも多少はケアできるように。
安定した勝率を誇る人間になりたい。

ちなみに、9月にミシック到達した時のデッキはこちらです。 

10月にミシック到達した時のデッキはこれ。
(記事の最後にデッキ載せとくので万が一使いたい人いたらそちらからどうぞ...)

1. できるだけTwitchで配信しながらやる。

これ、たぶんかなり重要です。
MTGアリーナで勝ち上がるには、大きく分けて以下の5つが必要です。

1. プレイングスキル
2. カード資産
3. デッキ構築スキル
4. 環境理解・読み合いスキル

5. サイドボード入れ替えスキル(BO3戦のみ)

これら全てが初心者の内は Lv.0 状態なのですが、勝敗に最も影響を与えるのはプレイングスキルです。
つまり、パック開封などしてカードを増やしたり、デッキを組みなおしたりしなくともプレイが上達するだけである程度は勝てるようになります。(ゴールドランクくらいまではたぶん行ける)

一方で、プレイングスキルは学ぶのが難しい要素でもあります。
それが、Twitchで配信すると「今のはこうしておくべきだったね。」とか「今これ使えば凌げるよ!」とかチャットでアドバイスが貰えます。

プロの配信を見るのももちろん勉強にはなります。
ただ、読み合いが高度過ぎたり、自分が使ってるデッキと違いすぎて、初心者にとっては正直あまり効率は良くないと思います。
個人的には、Twitchで配信しながらプレイしたことで、圧倒的に早く上達できた実感があります。

ちなみに、自分の場合は「ガチの初心者が無課金1週間でどこまでランクを上げられるのか」という企画でTwitchで配信していました。

以下のリンクを見てもらえば分かるのですが、正直自分は実況が上手いわけでもないです。
ただ、初心者の配信にはコメントで教えてくれる土壌があるっぽいので実況に自信がなくともオススメです。
www.twitch.tv

2. ワイルドカードはカード資産が貯まってから、足りないパーツに使う。

MTGアリーナには、レアリティごとに好きなカード一枚と交換できる「ワイルドカード」という資産が存在します。
スマホゲームなどでもそうですが、初心者の内はチュートリみたいなものをクリアするだけで割と潤沢にゲーム内資産が貯まっていきます。

で、ワイルドカードも当然貯まっていくわけなのですが、将来的にこれが喉から手が出るほど不足してきます。
特に、ミシックとレアのワイルドカードは圧倒的に不足します。
逆に、コモンとアンコモンは無駄遣いしなければ余ります。

日々のクエスト消化で少しずつカード資産が増える中、「運よく手に入れた強カードとシナジーのあるカードが何か」が明らかになる前にこれを使ってしまうのは勿体ないです。

ただし、多色デッキで幅広く投入できる「寓話の小道」など、一部のカードは早めに作っても安定するかもしれません。
(こういうのも、Twitchのチャットで教えてもらえたりします。)

寓話の小道

2色以上のデッキで活躍するいぶし銀レアカード

もちろん、使ってるデッキによります。
偶然入手できるかもしれないので、「全く勝てないぞ...」という状況になるまではワイルドカード温存が丸いです。

3. ドラフトは、プレイングがある程度安定してから挑む。

MTGには、「ドラフト」というルールのゲームがあります。
これは、その場で開封したパックから数人で順に1枚ずつピックしたカード資産のみで40枚デッキを組んで戦う、というものです。

ドラフトで手に入れたカードの他、ドラフトでの勝利数に応じてカードパックやジェムが報酬としてもらえます。
大体3勝以上できれば、普通にパックを買うよりも割安でカード資産を増やすことが可能です。

ドラフトで試されるのは、その場でのデッキ構築力です。
なのですが、初心者だと普段使っていないデッキでポカミスを繰り返してしまい1勝もできずに終わる、ということが頻発します。

ただでさえ、ドラフト初心者にとってその場でのデッキ構築は難しいのに、加えてプレイングも安定しないとなると、パック開封の方が効率良くカード資産を増やせることになってしまいます。

最初の内しばらくは、毎日1勝するごとに新しいスターターデッキ的なものがもらえるので、一通りのデッキを軽くプレイしてみてプレイングが安定してからドラフトに挑むことをオススメします。

また、ドラフトの場合はリミテッドならではのデッキ構築をしなくてはならないので、そのあたりもできれば事前に頭に入っていた方が効率が良いです。

自分の場合は、基本的なデッキ構成はドラフト入門編、デッキ構成のコツ ~ 【初級編】りゅうじ道場 ~の記事に従うようにしました。
何が強いカードなのか、パックによっては分からなかったりするので、MTG公式のリミテッド講座もたまに目を通すようにしています。

mtg-jp.comただし、いつまでも怖がってたらドラフトできないので、やりたくなったらやる。で正直良いです。
あくまでも、「別にやってもやんなくてもどっちでもいいかな...?」くらいの人は上記の記事等を読んでできるだけ万全な態勢で挑みましょう、程度のアドバイスです。

Twitch配信中(特に、チャットが盛り上がってる時)にドラフトに挑むのはオススメです。
ドラフト時のカードピックやデッキ構築、プレイングどれを取ってもアドバイスがもらえるので、一人でやるよりも上達できます。

4. 使うデッキは基本的にコロコロ変えず、細かくチューニングする。

さて、一通りのスターターデッキを獲得した後は、ひたすらランクマッチやドラフトをしながらカード資産を貯めていき、デッキを構築していくことになります。
この時に注意したいのが、「大幅に内容の違うデッキに頻繁に乗り換える」というのを避けることです。

MTGは他のカードゲームと比較して、呪文や能力を唱えられるタイミングの種類が多いのが特徴です。
かつ、相手のデッキによっては呪文を打ち消されることもあり、「今呪文を唱えるべきか否か」という判断を迫られる瞬間が多いです。

それ以外にも、「クリーチャーで攻撃すべきか否か」「初期手札をマリガンすべきか否か」など他にも判断すべきことが多いので、自分の中に判断軸を作るのが勝ち上がるには必須となります。

環境理解も読み合いスキルもない中で、デッキを頻繁に変えてしまうと、この判断軸が養われにくくなります。
同じデッキを使い続けることで、「プレイを変えれば回避できる負けパターンなのか」「デッキ相性的にどうしようもない負けパターンなのか」を少しずつ分類できるようになります。

前者のプレイで回避できる負けに対しては、プレイの判断軸を養っていくことで対処できます。
また、後者のデッキ相性的にどうしようもない負けに関しては、特定の対策カードを複数枚入れたりのデッキをチューニングして対処することができます。
※ここで、対策カードとして何を入れたら良いかも、Twitchなら教えてくれます。

ここで、「じゃあ暫くずっと使い続けるデッキはどんなモノが良いんだ」という疑問が湧くと思います。
個人的には、単色なら緑・白がオススメです。

理由としては、緑も白も大きくて強いクリーチャーが相対的に多く、クエスト消化などで入手できた神話レアカードを1枚入れるだけでデッキパワーを向上させやすいからです。
特に緑の神話レアクリーチャーは1体盤面に出すだけで低ランク帯なら勝負が決まりうる強さを持っています。

長老ガーガロス

低ランク帯なら、出せば大体勝てる能力盛りまくりなガーガロス。

野生の魂、アジャヤ

低ランク帯であれば、出すだけで爆アドできるアジャヤ

また、二色デッキを組む場合は、緑・白・赤の中から2色組み合わせるのがオススメです。
赤は除去カードが多く、アグロ寄りで低コストクリーチャーで圧を出せる色なので、盤面除去カードが不足しがちでクリーチャーコストも重めな緑の弱点補完としてかなり有効に機能します。

焦熱の竜火

上位ランク帯でもよく見かけるコモンのインスタント除去

逆に、青に関してはコントロール寄りのデッキになりがちで、複数枚カードを揃えてないと弱いデッキになったり、デッキのチューニングが難しいので玄人寄りです。
プレイングも打ち消しを構えるタイミングが難しく、初心者にとってはデッキのせいで負けたのかプレイングのせいで負けたのか判断しにくく、上達しにくいと個人的には感じます。

黒に関しては、呪文にライフを要求されたり、初心者にとっては若干扱いにくいカードが多いのでこちらも玄人寄りです。
※ただし、現環境で強い青黒ならず者デッキは、割と低資産でも作れる使いやすいトップティアデッキなのでオススメです。

赤単色デッキも割とオススメではあります。
が、赤だとアグロデッキになりがちで、ワイルドカードを潤沢に使って作ったカードはアグロでしか機能しないことも多いです。

無課金だけど色んなタイプのデッキで遊んでみたい!という方には、緑や白のシンプルに強い神話クリーチャーを作ることをオススメします。
アグロ寄りのミッドレンジ~コントロールデッキまで、幅広く使えるカードが多いです。

5. ランク戦は、最初はBO1。カード資産が増えてきたらBO3に。

MTGアリーナには、1発勝負で勝敗を決めるBO1と、3戦中2勝を先に達成した方が勝つBO3の2種類のランクマッチが存在します。
結論からいうと、最初はBO1でランクを上げていき、カード資産が増えてきてかつBO1でランクが停滞してきたらBO3に移行するのが、多くの人にとって効率が良いと思います。

まず、BO1とBO3の違いとして、BO3では最初の1戦以外は、試合前に15枚のサイドボードのカードとデッキのカードを好きなだけ入れ替えることができるというルールとなっています。
基本的にはデッキは60枚なので、BO3ではデッキの最大1/4程度まで別のカードに入れ替えての2, 3戦目となります。

このサイドボードが厄介で、「サイドに何のカードを入れるか」「どういう基準で入れ替えるか」というのが初心者にとっては難しいです。
また、カード資産も60枚ではなく75枚が必要となるため、やはり初心者には手を出しにくいです。

そこで、最初はBO1で挑むのですが、BO1である程度のランク(プラチナくらい)まで勝ち進むと、急に赤単色アグロデッキが増えてきます。
理由としては、実はBO1戦では初手で土地カードを若干引きやすくなる補正がかかっており、土地事故が起こりにくい仕様が挙げられます。

この仕様が、土地カード少なめのリスクを追いつつ序盤から猛攻をしかけるアグロデッキと非常に噛み合っており、なかなか対処が難しいバランスとなっています。
更に悲しいことに、赤単色アグロデッキを組もうにも、初めて1ヵ月以内の初心者には割と厳しいカード資産を要求されます。

朱地洞の族長、トーブラン

BO1で頻繁にこいつを見かけるようになったら、BO3へ移行のタイミング説。

特に、初心者が組みやすい強いデッキである緑や白のミッドレンジでは、洗練されたアグロ相手では分が悪いことが多いです。
そこで、赤アグロにどうしても勝てないとなったタイミングでBO3に移行するのがオススメです。BO1と比較してアグロデッキが少ないです。
(その頃には、サイドボード用の資産もある程度貯まっていることでしょう。)

また、このBO3に移行するタイミングで、大事に取っておいたワイルドカードをある程度使って強いデッキを構築し直してしまうのもオススメです。
特に、コモンとアンコモンのワイルドカードは割と数が貯まっていると思うので、結構派手にカード資産を増やせます。

個人的には、展開が早めのアグロ寄りのミッドレンジ・コンボデッキを意識して組むと、先攻が取れた時の勝率を上げつつ、後攻時にも息切れしにくいのでオススメです。

実際に使ってたデッキ

冒頭にTwitterで上げていた画像のデッキを少し改良したものです。
もし気になるようでしたら、使ってみてください。
(神話レアが少ないですが、レアが多いので作るにはワイルドカード不足になるかも。。)

デッキ
4 野生林の災い魔 (M21) 214
4 議事会の導師 (M21) 216
2 寓話の小道 (ELD) 244
4 枝重なる小道 (ZNR) 258
1 豊潤の神殿 (THB) 248
2 グレートヘンジ (ELD) 161
7 森 (ZNR) 279
7 平地 (ZNR) 267
2 オゾリス (IKO) 237
2 強行突破 (IKO) 170
3 豊穣の碑文 (ZNR) 186
4 光輝王の野心家 (ZNR) 24
2 バスリの副官 (M21) 9
4 スカイクレイブの亡霊 (ZNR) 39
2 石とぐろの海蛇 (ELD) 235
2 寓話の小道 (M21) 246
4 オラン=リーフの軟泥 (ZNR) 198
2 スカイクレイブの大鎚 (ZNR) 27
1 アーデンベイル城 (ELD) 238
1 活性化のうねり (M21) 190

サイドボード
3 鎖巣網のアラクニル (THB) 167
4 運命を紡ぐ者 (THB) 168
1 怪物の代言者、ビビアン (IKO) 175
1 影槍 (THB) 236
3 払拭の光 (THB) 4
3 突然の吐糸 (IKO) 171

10月12日の禁止カード改定までは4色オムナスデッキばかりだったので、それを考えたら今の環境は色んなデッキとあたる分だけとても健全な気がする...

というわけで、本日は最近ハマってるMTGアリーナについてでした!
ここまで読んでくれた方、ありがとうございました。

ぜひ、MTGアリーナで遊んでみてください!!